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2015年7月3日金曜日

映画「ゴーストワールド」:嫌いな人を愛することは出来る


友人:「あの人のことが嫌いなんだよね」
    「どうしても好きになれないの」

私:「いいんじゃない」
  「しょうがないんじゃない」
  「嫌いでも愛することはできるよ」


友人: 「どういう意味?」


私:「彼女に不幸になってほしい?幸せでいて欲しい?」


友人:「不幸になって欲しいとは思わないけど」

私:「じゃあいいんじゃない。嫌いだけど幸せでいて欲しいと思えばいいんじゃない」


私も昔は嫌いな人は愛せないと思い込んでいました。

この映画をみるまでは!



ゴーストワールド WIKI

人を嫌ってばかりで苦しいと思っている方はぜひ見てください!

主人公の毒舌ぶりが最高に面白い。
あらゆる人に毒舌を吐いている主人公が愛おしい。

それは毒舌にそんなに怒りの感情が無いからなんですよね。
皮肉屋はある種の才能なんです。


作品の皮肉っぷりは時に愛情すら感じてしまう映画です。
ジョンマルコビッチがプロデューサーで、
スカーレットヨハンソンも出演している映画なのに、
なぜか全く売れませんでした。
ピンポイントに皮肉すぎるからかな。

ギークじゃあなきゃ、
この映画の良さはわからないかもしれません。


この映画を見てからは、

人を嫌っても愛することは出来るとわかっているので、
人を嫌うことをあまり悪いことだとは思えません。


私は未だに父親のことが苦手で、
どちらかと言えば嫌いなタイプ。

それでも、
毎日、毎日、父親の幸せは願っているです。
幸せでいて欲しい、
健康でいて欲しい
そう願っています。


だから父を嫌っても、
父を愛することはできるということに気づきました。


嫌いになってもいいです。
そこに愛があれば。

でも憎しみという感情は、
その人が不幸になることを願います。

私はそういう感情も経験してきて思うのですが、

誰かに、
不幸になってほしい
そう心の底で思っているときって、
自分の心の中は地獄にいる時です。


じゃあどうりゃいいの?
と昔の私は今の私に聞くでしょう。

そういうときは、
自分の心は地獄にいると気づいて、
自分自身の幸せに焦点をあてる。
とにかく自分の幸せにフォーカスすること。

ありのままでいることにフォーカスするのです。
映画の主人公のように、
皮肉屋でいてもいいと許可を出し続けるのです。


幸せじゃないときって
心が平穏じゃないことが多いので、
周りにも平穏に対応できないことが多かったりします。

そんな時期に
さらに「人を嫌ってはいけない」と自分を責めると
余計に苦しい。
心の中はもっと地獄を感じます。

だから人を嫌ってもいいと許可をだすこと。


私も、
平気で「人間が嫌い」と宣言できるようになって楽になりました。


嫌いと宣言することを許可したら、
嫌いな人が少なくなった。

それでも凄~い
皮肉屋なんです。
そんな皮肉屋な自分を許しています。

今は、
嫌いでもないけど、
好きでもない人たちのことは、
幸せでいて欲しいと願っています。

それと同時に
自分の皮肉屋の才能を大切にしょうと思っています。